東北

お米 銀河のしずく 食味と特徴

2020年5月25日

お米 銀河のしずく 食味と特徴

『銀河のしずく』

今回は、
知名度・人気共に急上昇の特A米!
『岩手県産 銀河のしずく』
を食べてみました!

購入先は、清水屋駒井米店さんです。

銀河のしずく 食味

外観 香り 粘り 硬さ
白米という名にふさわしい、とても綺麗な白色!
お米の周りの透明感も綺麗!
上品な甘さ!
特に、噛んだ時に広がる甘さは格別
炊きあがった時の香りは、お米本来の青々しさを感じる。食べた瞬間も、甘い香りが鼻を抜ける。 “もっちり”よりは“しっかり”といった印象。
しかし、“パサつかず”“しっとり”としている。
しっかりとした弾力。
それでいて、噛んだ後はやさしく溶ける。

一言で言って『別格に美味い』

お米本来の美味しさを味わいたいのであれば、
迷うことなくおススメするお米です。

炊きあがった時の
お米の白さ!
お米を包み込む透明なツヤ!
お箸で持ち上げた時のフォルム!
全てをもって目を奪われます(驚)

銘柄にもある『しずく』の意味が良くわかります。

味や香りも、
炊きあがりから飲み込むまで、
ずっっっっと!
香りと甘味が残るんです!

炊きあがった時の、
青々とした香りから、
噛み締めた時の甘い香りと食味、
飲み込んだ時のスッと消える香り・・・。
お米の甘味や香りが飲み込むまで残るお米
本当に数少ないですよ。

お米も大粒で噛み応えがあり、
しっとりとしていて、
『お米を噛む楽しさ』
が銀河のしずくにはありました。

銀河のしずく 発祥の地

約10年の年月を費やし育んだ品種』

どれだけの努力・研究・歳月・情熱をかけてきたか。
美味しいお米を作ることの偉大さを知る
言葉だと思いました。

発祥は、お米の名産地である東北地方
岩手県が発祥の地となります。

“銀河のしずく”の歴史を紐解いていくと、
平成18年(2006年)奥羽400号と北陸208号の交配を開始したことが始まりとされています。
⇓そして
平成20年~22年にかけて有望な個体13個を選出し、食味試験を開始。
良食味で、耐冷性や耐病性に強く、割籾が少ない系統を育成。
⇓その後
平成24年~26年に本格的に6箇所の現地試験を実施。
適応性・栽培適地を確認したうえで、
平成27年県奨励品種に採用されました。

銀河のしずく 名前の由来

『銀河』

お米一粒一粒の輝きが
きらきら光る星空を連想させる。

岩手県花巻市が舞台となった
宮沢賢治作品「銀河鉄道の夜
にも使われている「銀河」
使うことで岩手県の印象を強めるため。

『しずく』

お米のつや・白さ等の美しさを表現した。

銀河のしずく 生産地

銀河のしずくは、
岩手県のブランド米として生産開始。

現在では、
岩手県でのみ作付け・栽培を行っており、
県中央部ではあきたこまち・ひとめぼれから
銀河のしずくに転換。

平成32年を目安に、
栽培適地約2万㌶のうち半分の1万㌶で
銀河のしずくを作付けする予定。

銀河のしずく 食味ランキング

産地/ランク 令和元年産 平成30年度産 平成29年度産
銀河のしずく 特A 特A A

岩手県の奨励品種に選定されてから、
わずか3年で、
お米の最高ランク「特A」を獲得。

翌年も「特A」ランクを取得し、
“銀河のしずく”のブランドを確立しました。

銀河のしずく まとめ

日本有数の米どころ東北地方。

各県がそれぞれのブランド米を持っている中で、
岩手県はブランド米を持たず
“あきたこまち”や“ひとめぼれ”を生産。

周りからは、
岩手で作った米なのに「秋田のお米?」
などと言われたりもして、
とても悔しい思いをしてきました。

その悔しい思いを払しょくするため、
約10年という長い年月をかけ、
岩手のプライドを少しずつ磨き上げ、
完成させた悲願のお米『銀河のしずく』

炊きあがりのお米は真っ白でありながら
周りは透明感のあるツヤ。

炊きあがった時の、
青々しい強烈な香り!
甘くやさしい味と深いコク!
大粒で歯ごたえのある食感!

「お米」を楽しみたいのであれば
銀河のしずくは絶対におススメです!

  • この記事を書いた人

yasufumi

定食屋の次男として生まれる。幼い頃から父親の背中を見て育ち、『美味しいものをたくさん食べなさい』と言われていたが、特に“食”に対してのこだわりは無かった。そんな私が、一つのお米と出会った。お米がこんなにも美味しいと思った事は無かった。まさに“青天の霹靂”だった。

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