お米銘柄 関東

お米 とちぎの星 食味と特徴

2020年6月7日

お米 とちぎの星 食味と特徴

『栃木県産 とちぎの星』


令和2年現在 1Kg/500円

今回は、
とちぎが誇る注目度NO.1!
人気のお米『とちぎの星』
を食べてみました!

購入先は、
清水屋駒井米店さんです。

とちぎの星 特徴

とちぎの星の特徴は大きく分けて3つ

大粒で食味の良いお米なんだよね!

炊飯後も粒がしっかりとしていて、

お米の品質がとても良いの!

暑さに強く、病気にも強いお米なんだ!

そして!
直近では三年連続食味ランキング
“特A”受賞!

それもそのはず!
『とちぎの星』は
二年連続“特A”受賞の栃木が誇る自慢のお米
「なすひかり」を父親に持っているため
良食味であることはもちろん!
「コシヒカリ」の特徴もしっかり継いで、
大粒でふっくらとしたお米になってます!

また、
「なすひかり」と違う特徴としては、
冷めても美味しく食べれる点!
だから!
丼物やカレーなんかに良く合うと言われています。

さらには、
ステーキとの相性も良く某ステーキチェーン店でも使用されているお米です。

とちぎの星 食味

外観 ハッキリとした白色。
粒も大きく、炊きあがりのツヤもキレイ。
食味 あっさりとした味。
強いくせがない分、食べやすいお米ではある。
香り 香りは強く野生的。
口にいれてから飲み込むまで香りを楽しめる。
粘り 粘り気は少なく、
米一粒一粒が独り立ちしている感覚。
硬さ 粒は固めで噛み応えがある。
しっかりと噛むことで、お米本来の味が楽しめる。

真っ白でツヤがあって大きな米粒だから、
まさにお米!!って感じです!

香りもしっかりとしていて、
炊きあがりの香りは、
刈り取ったばかりの稲穂が目の前に浮かぶくらい、
お米の甘い香りを楽しむことが出来ました。

その香りを楽しませているのが、
噛み応えある弾力粘りすぎない米粒たち。
良く噛むことで甘味のある味や、
口の中に広がるお米たちが
口の中一杯に香りを充満させてくれます。

また、
冷めても美味しいのは、
力強い香りと味を備えているからだと
食べてみて感じました。

とちぎの星 発祥の地


栃木県農業試験場にて
“栃木11号”と“なすひかり”の交配により
作られたのが『とちぎの星(栃木19号)』です。

また、
栃木県では“晴れすがた”“なすひかり”に続き
栃木県3番目のオリジナル米となります。

とちぎの星 生産地


銘柄の名の通り、
栃木県でのみ栽培されており、
主に県南部を中心に収穫されています。

美味しいお米が出来る条件の一つとして、
【昼夜の温暖差】
が必要不可欠になります。

栃木県は日中の温度が30℃を超える暑い地域でもありますが、
夜間の気温は他の地域より下がりやすい特徴があります。

なんで他の地域より気温が下がりやすいの?

それは、栃木県が全国で有数の
【雷が多い地域】だからです!
つまり、雷を伴った“夕立や雷雨”
他の地域よりも多く・頻繁に発生するため、
気温が下がりやすくなるんですね。

ちなみに、県中心部の宇都宮市は「雷都(らいと)」と呼ばれるほど雷が多いことで有名だよね。

そうだったんですね。
だから【昼夜の寒暖差】が起きやすくなって
お米が美味しく育つ条件が出来るんですね。

県南部に栽培が集中している理由も、
暑さに強い品種だからなんです。

つまり!

この『とちぎの星』が誕生したことで、
「コシヒカリ」「なすひかり」「とちぎの星」
3つの特A米の栽培が栃木県全域で栽培可能となったんです!
凄いですよね!

とちぎの星 名前の由来


様々な災害にも打ち勝ち、
燦然(さんぜん)と輝く栃木の星となって欲しいという期待を込めて、
2011年に『とちぎの星』と命名されたそうです。

その後2015年に、
種苗法により品種登録された新しいお米でもあります。

とちぎの星 食味ランキング

産地 地区 令和元年産 平成30年度産 平成29年度産
栃木県 県南 特A 特A 特A

3年連続食味ランキング
“特A”評価!

さらに、さらに!
2019年11月、
王位継承に伴う一世一代の重要祭祀
大嘗祭で使用される皇室献上米にも選ばれたんです!

まさに令和一番注目されているお米なんです!

とちぎの星 まとめ

新しいお米でありながら、
歴代のお米たちに負けない
存在感をだしている『とちぎの星』

その存在感は
食味ランキング
3年連続“特A”受賞。

さらには、皇族にも認められ
皇室献上米として大嘗祭に使用され、まさに令和を象徴するお米になりました。

稲穂を思わせる力強い香り
噛み締めるほど湧き出る甘味
口の中に広がりやすい粘り
全てにおいて力強い個性を感じました。

これから令和の時代を、
力強く、個性豊かに生き抜いて欲しい。
そんな願いが込められている気がしてなりませんでした。

ぜひ、
令和の献上米を食べてみてはいかがでしょうか?

  • この記事を書いた人

yasufumi

定食屋の次男として生まれる。幼い頃から父親の背中を見て育ち、『美味しいものをたくさん食べなさい』と言われていたが、特に“食”に対してのこだわりは無かった。そんな私が、一つのお米と出会った。お米がこんなにも美味しいと思った事は無かった。まさに“青天の霹靂”だった。

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